SUPER JUNIORのリーダー・イトゥクが入隊する30日の午前、議政府(ウィジョンブ)にある306補充隊の前には、多くのファンらが集まった。|イ・セロム記者

 

[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン インターン記者] “アジア韓流の中心”であるSUPER JUNIORの軍入隊は、やはり普通ではなかった。
イトゥク(29、本名:パク・ジョンス)の入隊を見るために集まったファンらには、海外から来るファンがいれば、現地で露宿までする熱意をみせるファンもいた。


30日の午後、気温が結構冷えている状況だったが、ファンらはそんな寒さに構わず、イトゥクが訓練所まで来る予定時刻より先に来ており、首を長くして彼のことを待っていた。


一部のファンらは、前日から夜更かしをする情熱をみせた。
前日塾が終わってすぐ、現地にかけつけたクォンさん(15、学生)は、「昨夜こちらに着きました。今日はイトゥクさんを見送るために、学校に了解を得てきました。すごく寒かったですが、こうして彼の最後の姿が見ることができて本当に嬉しいです」と語った。


他に、日本、香港、中国、タイなどの遠方から来た海外のファンらも目立っていた。
韓国語ができないファンがほとんどだったが、イトゥクを見送る気持ちだけは皆一つだった。

 

イトゥクの入隊を見送るために集まったファンら(上)。その中でアヒルに扮装した男性ファン(左下)と子供まで連れてきた主婦のファンが目立っている。|イ・ダウォン インターン記者

 

韓国内のファンらには、学生から中年の女性ファンまで、さまざまな年齢のファンが参加した。
赤ちゃんまで抱っこしてきたイムさんは、「子供にイトゥクさんをみせたいと思って一緒に連れてきた」と言いつつ「2年間の服務を無事に終えて、健康な姿で帰ってきてほしい」とイトゥクのことを応援した。


ファンらの熱い愛情は、訓練所の入り口の周辺からも見ることができた。
諸処を飾っている垂れ幕には「待ってあげる、イトゥク君」「たったの2年だから」「軍隊の品格・イトゥク」など、さまざまな書き込みが際立っていた。
また、入口の前に設置したアドバルーンには、「一緒に行こうよ。トゥク!」という書き込みまで書いており、彼を軍に行かせたくないファンらの気持ちも伝わっていた。

 

イトゥクの入隊現場に、大型ののぼりまで設置されており、視線を集めている。

 

風船、タオルなど、さまざまな応援道具も視線を集めた。
特にある男性ファンは、アヒルの変装をして現場を訪ね、熱い関心を引き寄せた。
イトゥクのあだ名に合わせて、アヒルのコスチュームまでレンタルしたというイさん(24、学生)は、「男性ファンらも待っていることを伝えたかった。訓練所を経験した先輩として、中じき、ローション、バンドエイドなど、軍生活に必要な日用品をプレゼントとして渡すつもりだ」と付けくわえた。


イトゥクは、30日の午前、自身のTwitterを通じて「愛するファンの皆さん!!今まで熱心に応援してくださってありがとうございます!!今日も夜明けから待っていたはずのファンの皆さん!!寒い中、風邪には気を付けて!!一番会いたいと思います!!泣いちゃだめですよね。お手紙いっぱい書いてくださいね!!僕は淋しがり屋なんだから!!」とファンに対する感謝の気持ちを伝えた。


彼は、議政府(ウィジョンブ)にある306補充隊で、5週間の基礎軍事訓練を受けたあと、21か月間陸軍・現役兵として服務する予定だ。
 

 

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