女優の故キム・ジャオクさんの出棺式が19日午前、ソウル聖母病院にて行われた。|ペ・ジョンハン記者

 

故キム・ジャオクさんの出棺式が19日午前、行われた。


ソウル聖母病院にある葬儀場には、遺族をはじめ普段から深い付き合いがあった多くの男女芸能人らが出席し、故人の最後の道を見守った。
午前8時30分から始まった出棺式に、女優のカン・ブジャ、俳優のカン・ソグ、女性お笑い芸人のパク・ミソン、イ・ソンミ、イ・ギョンシル、キム・ジソン、ソン・ウニらが追悼礼拝に参加した。
遺体は火葬されたあと、京畿道・盆唐(ブンダン)にあるメモリアルパークに安置される。


亡くなった16日午前、故人の祭壇は夫のオ・スングン氏と弟であるキム・テウクSBSアナウンサーが守った。多くの弔問客が訪れた。
tvN「花よりお姉さん」の出演で知り合ったナ・ヨンソクプロデューサーとイ・スンギ、女優のユン・ヨジョン、キム・ヒエ、イ・ミヨンなど当時の出演者たちが訪問し、チョン・ドヨン、ユ・ホジョン、ハン・ジへ、チェ・スジョン-ハ・ヒラ夫婦、パク・チソン-キム・ミンジ夫婦、ユ・ジェソク、イ・ヨンジャなど故人と縁があった多くの芸能人たちが弔問した。


故キム・ジャオクさんは肺がんで闘病の末、63歳という若さで16日午前7時40分、亡くなった。2008年大腸がん手術を受けたが、最近がんが肺に転移された。遺族には1984年結婚したオ・スングン氏と一男一女。息子のヨンファン氏は来年3月に結婚を控えていた。


1951年、釜山で生まれたキム・ジャオクさんは、1970年MBC公開採用タレントとして芸能界にデビュー。以来KBSドラマ「沈清伝」の主人公に抜擢され一躍注目を浴びた。1976年1979年にはそれぞれ「普通の女」「木馬上の女」で百想芸術大賞・映画部門で最優秀演技賞を受賞した。


女優として地道に成長した彼女は、1996年シングル「姫は寂しい」を発表して大ブレイク。フレンドリーなイメージで老若男女から人気を集めた。
以来さまざまな作品活動を続けて、「屋根部屋のネコ」(2003)、「がんばれ!クムスン」
(2005)、「私の名前はキム・サムスン」(2005)、「コーヒープリンス1号店」(2007)などの大ヒットドラマで主に母親役を務め、以来“国民の母”というニックネームで呼ばれた。
2008年の手術後、再びお茶の間に復帰。「彼らが生きる世界」、「明日に向かってハイキック」(2009)、「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」(2011)、「3度結婚する女」(2013~2014)などに出演。精力的に活動してきた。
今年の1月には「花よりお姉さん」に出演してイ・スンギ、イ・ミヨンらに格別な愛情をみせて話題を呼んだ。5月は伝統ミュージカル楽劇「春の日は去っていく」で女主人公の未亡人ミョンジャを演じた。
 故人のご冥福をお祈り申し上げます


THE FACT|芸能チーム

 

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