ソ・イングク


テレビ劇場にソ・イングクがやってくる。
ソ・イングクが新ドラマ「王の顔」を通じて、水木ドラマ戦争に飛び込む。最近最も注目されている若手俳優イ・ジョンソクと演技派俳優のシン・ハギュンがすでに水木ドラマの王座をめぐって角逐を繰り広げている中、ソ・イングクが加わった俳優3巴戦にドラマファンの耳目が集中している。


現在水木ドラマは、一番最初に放送をスタートしたシン・ハギュン主演の「Mr.Back」が首位の座を占めている。13日から始まった「Mr.Back」の視聴率は13.3%。「Mr.Back」より遅く出発したイ・ジョンソク主演のSBS「ピノキオ」は9.8%(第2話)の視聴率で“首位奪還”を虎視眈眈と狙っている。


激しい接戦が展開されている水木ドラマにソ・イングク主演の「王の顔」が19日から放送をスタートする。最も遅く船出するため、視聴者の確保に不利な面がある。さらに、企画段階から提起された盗作疑惑は今も大きな負担となっている状況。


にもかかわらず、同ドラマが注目されるのは俳優ソ・イングクの“力”からだ。ソ・イングクは、今回の「王の顔」を介して地上波ドラマで初主演を果たした。デビュー3年目にこのような重責を担うことができたのは、tvN「応答せよ1997」とSBS「主君の太陽」、「高校世渡り王」などで優れた演技力を見せたためだ。また、出演ドラマがすべてビックヒットし、演技力とともに興行性まで認められた俳優として名前をあげたのも今回のドラマに関心が集まる理由となっている。


カギは、初の時代劇に挑戦する彼がどんな姿を見せてくれるかにある。「王の顔」は、庶子出身 (正式な婚姻関係にない両親から生まれた子)の世子“光海君(クァンへグン)”が非情な父王の牽制や重臣たちの派閥争い、権謀術数を勝ち抜いて王になる、波乱万丈な成長ストーリーを描いた時代劇。


光海君の話はドラマ的要素が多く、韓国ドラマや映画でよく素材で取り上げられた。ちなみに1千万観客を動員したイ・ビョンホン主演の「王になった男」も光海君の話を素材に作られた作品。ソ・イングクが、これまで描かれた数多くの光海君とは違う彼ならではの光海君を見せてくれるのかが成功のカギとなる見込みだ。


ソ・イングクとシン・ハギュン、イ・ジョンソクなどの俳優らが熾烈な演技対決を予告している中、視聴者の期待がますます高まっている。

 

スポーツソウルジャパン|編集局


 

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