ソ・テジ、TEEN TOP、PSY、2PM(時計回り)が今秋ニューアルバムを発表しながら、歌謡界に帰ってくる。|ソ・テジカンパニー、TOP media、THE FACT DB、JYP Entertainment

 

今回の秋夕(チュソク추석:陰暦の8月15日(中秋節)を指す言葉。日本のお盆に当たる)は、先月の満月に続き、今年の満月の中で2番目に大きなスーパームーンが見られた。そして秋夕が終わると、スーパームーンのように、音楽ファンらの期待と願いを全て満たしてくれる強力なアーティストらがやってくる。


5年ぶりに新譜を発表しながら帰ってくる“文化大統領”のソ・テジ。アルバム作りの大詰めまできている“国際歌手”のPSYがカムバックを控えており、グループ2PMとTEEN TOPが女性ファンらの心を力強く刺激するつもりだ。あいにくこの2チームは来る15日の同じ日にカムバックすることになった。


2PMは今年4月発売に予定していた新譜を遂に発表する。クラブミュージックをコンセプトにしただけに、いっそう軽快になったJYPの顔が出撃準備を整えている。
また地道な成長ぶりに続いて、今回は確実な大ヒットを目指しているTEEN TOPも、変化とグレードアップを予告して、歌謡界にはこれまでとは違う緊張が走る。

 

10月18日、ソ・テジがカムバック公演「クリスマロウィン」を開催する。|ソ・テジカンパニー

 

★文化大統領 ソ・テジが帰ってくる!
ソ・テジ(42)は、希望のメッセージを盛り込んだアルバムで5年ぶりにカムバックする。先月28日は、ソウルの地下鉄2号線内のスクリーンドアに「私たちはまだ若いから、良い未来があるから」というキャッチコピーが書かれた広告をはじめ、本格的なカムバック秒読みに入った。


このキャッチコピーは、ソ・テジのヒット曲『COME BACK HOME』の歌詞であり、当時同曲が発表された時、青少年もしくは社会初心者だった“ソ・テジ世代”に、もう一度“新しい未来はある”というメッセージを伝える意味を持っている。ましてや、若さを単純に世代を区別するために作った基準ではなく、精神的な意味として再定義し、2014年現在を生きるみんなに希望を伝えようとする意味を込めている。


ソ・テジは現在アルバム終盤作業に拍車をかけている。今作は2009年発表した8thアルバム「Seotaiji 8th Atomos」以来5年ぶりの新譜で、正確な発売日は調整中だ。
また10月18日は、ソウル市内にある蚕室(チャムシル)総合運動場・主競技場でカムバック公演「クリスマロウィン」を開催する。この公演は5年間のブランクはもちろん、デビュー22周年を総網羅するということで、より大きな意味を持つ。


所属事務所の関係者は「“歌謡界のお祭り”というコンセプトに合わせて、バスコ、スウィングスなどの後輩歌手たちがゲストとして参加。ステージのセットや音響、照明まで。全ての面で最初であり、最高の公演を作るために総力を挙げている」と期待を寄せた。

 

PSYは韓国とアメリカを行き来しながら新曲作りの終盤作業に取り組んでいる。|イ・ヒョギュン記者

 

★「江南スタイル」「GENTLEMAN」そして『DADDY』
PSY(37)は6月にスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)とコラボした『Hang Over』を発表し、8月には面白いダンスナンバー『DADDY』を発表すると伝えた。


当時PSY側は「『Hang Over』がPSY版正統ヒップヒップなら、『DADDY』はPSYがこれまでやってきたとても楽しいダンス曲だ。『江南スタイル』『GENTLEMAN』のように、愉快なエネルギーを感じていただける曲」と説明した。しかし9月に入っても、まだ動きが見られていない。これについて所属事務所は「PSYの修正作業が続き、もう少し完成度の高い曲として準備している。『DADDY』の発売日は、本人だけが知っているはず」と付け加えた。PSYは9月中に新曲を発表する予定だ。


すでにPSYは韓国のさまざまな地域で『DADDY』のミュージック撮影を行った。『江南スタイル』『GENTLEMAN』を演出したチョ・スヒョン監督がメガホンをとり、LITTLE PSYと呼ばれるファン・ミヌ、俳優のチョン・ウソン、2NE1のCLらが出演して、大きな注目を浴びている。

 

9月15日、2PMが新譜「GO CRAZY」を発表し、10月からはワールドツアーを始める。|© JYP Entertainment

 

★2PM、完全体でアジア襲撃
2PMは遂に完全体となってカムバックする。9月15日に韓国4thフルアルバム「GO CRAZY」を発表。昨年5月発表した「GROWN」以来1年4ヶ月ぶりの新譜だ。
新譜発表に先駆けて9月10日は、同名のタイトル曲『GO CRAZY』のミュージックビデオを電撃公開し、同日夜9時からはソウル・江南(カンナム)にあるクラブ・オクタゴンでファンらを招いて「PRE-PARTY」を開催する。11日はMnet音楽番組「M COUNTDOWN」で初のカムバックステージを披露し、15日は音源とミュージックビデオの違うバージョンを公開する。

 

 

 

新曲『GO CRAZY』は、バウンスディスコとハウスをベースにしたクラブミュージックで、メンバー・Jun.Kの作品。予告映像ではメンバーたちが「ミチンゴアニヤ(狂ってんじゃないの?)」というリフレインに合わせてクレイジーに踊っており、ファンの期待と関心が同時に寄せられている。特にバイクに乗って走るような姿勢の振り付けがが印象的だと評価されている。

 

TEEN TOPがワールドツアーを終えて、9月15日に新曲『Missing(易しくない)』を発表する。|© CJ E&M

 

★これからは“TOP”に登る時!TEEN TOPの空襲
TEEN TOPも9月15日に1年ぶりの新譜「TEEN TOP EXITO」を発表する。彼らは今作で変化と成長を全面に出している。今回はTEEN TOPと3年間息を合わせてきた作曲家の“勇敢な兄弟”ではなく、新しいプロデューサーの“ブラックアイド必勝”とタッグを組んだ。


2012年『CRAZY』をはじめ『To You』『長いストレートヘアの彼女 (Miss Right)』『ハンパじゃない(Rocking)』など勇敢な兄弟の楽曲で人気を集めたTEEN TOPは、今回のカムバックで本格的な変化を試み、確実な大ヒットを狙う計画だ。

 

 

 

タイトル曲『Missing(易しくない)』は、TEEN TOPの感性的ボイスが際立つグルーヴなR&Bリズムのダンスナンバー。実力派作曲家のチェ・ギュソンとラドが結成したブラックアイド必勝とTEEN TOPが出会い、どのようなシナジーが現れるのか、ファンの期待はますます高まっている。メンバーらもみんな20代になっているだけに、成熟美にフォーカスを合わせているという。


新しいプロデューサーを迎え入れたのが変化の中心であれば、成長はTEEN TOPを代表する“刀群舞(カルグンム칼군무:全員が息ぴったりな振り付けを披露することを指す造語)”でわかる。所属事務所のTOPメディアは「刀群舞といえばTEEN TOP!ということばのように、振り付けに強いTEEN TOPが今回はいっそうグレードアップしたものと感性的な感じまで加えた姿、パフォーマンスでファンを魅了する予定」と期待を寄せた。今回のステージでは、スタンディングマイクと椅子を用いた振り付けを用意したという。
「これまでTEEN TOPがトレンデイでファンキーな面貌をみせたなら、今回は成熟した男の魅力を存分にみせるはず」と付け加えた。


1年間、ワールドツアーを展開してきたTEEN TOP。韓国とアジアを越えてヨーロッパと北米などさまざまな国と世界ファンに会ってきただけに、今後彼らの成長ぶりに注目が集まる。


THE FACT|オ・セフン記者
 

  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10