2日夜9時、キム・ヒョンジュンがソウル・松坡(ソンパ)警察署に出頭した。|THE FACTチェ・ジンソク記者

 

元彼女に対する暴行および傷害容疑で訴えられた歌手兼俳優のキム・ヒョンジュン(28)が2日夜、事件を担当するソウル・松坡(ソンパ)警察署に出頭した。約4時間に及んだ取調べを受けたヒョンジュンは、3日午前1時頃に帰宅した。


彼が警察署に姿を現すと、待機していた報道陣らのスポットライトが殺到した。「容疑を認めますか?」「今の心境は?」と聞く報道陣の質問に、ヒョンジュンは「取調べに誠実に臨みます」と短く答えたあと、すぐ署内へ移動した。


取調べが終わり、事件を担当する警察関係者は、「キムさんの供述内容は、前に所属事務所が発表した報道資料とほぼ変わらなかった」と伝えた。
元彼女と知られたA氏は、キム・ヒョンジュンの暴行によるあざや打撲傷で全治2週、肋骨の骨折で全治6週の診断を受け、2件の追加暴行を含めて今年5月から7月まで計4回に渡って常習的な暴行を受けてきたと主張している。
しかし今回の取調べでキム・ヒョンジュンは、その中全治2週に該当する暴行容疑だけを認めたという。警察関係者は「キムさんは、別れ話で言い争ったところに起きた軽い乱闘だったと説明し、誘発的な喧嘩で常習的な暴行はなかったと供述した」と明らかにした。肋骨が折れたことについては「ふざけ合っていた時に怪我したものと推測している。彼は当時Aさんが負傷したことも認知していなかった」と付け加えた。


一方、両側の立場が対立しているだけに、捜査は長期化になる可能性も。ヒョンジュンは現在ワールドツアーのためにスケジュールの調整が必要な状況であるため、事件終結までは時間がかかると予想される。実際ヒョンジュンは、告訴状が出されてから出頭まで12日がかかった。
警察は「両側の立場がこれからも平行線になるのであれば、対質尋問も検討している」としながら「まだ一度しか取調べを行っていないため、真実を明かすためには、両側が主張する部分について多角的な検証と捜査が行われるはず」と伝えた。

 

 

 

スポーツソウルジャパン|編集局 

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