新人ボーイズグループのWINNERが8月12日にデビューアルバム「2014 S/S」を発表する。|© YG Entertainment

 

YGエンターテインメント(以下、YG)の新鋭「WINNER」(キム・ジヌ、カン・スンユン、ソン・ミンホ、イ・スンフン、ナム・テヒョン)が遂に翼を広げる。


6日午後、ソウル・汝矣島(ヨイド)にあるコンラッドㄷソウルで、WINNERのデビューアルバム「2014 S/S」の発売記念ローンチショー及び記者懇談会が開かれた。


WINNERはYGがBIGBANG以来9年ぶりにデビューさせるボーイズグループで、YGが自社の将来をかけたと言えるくらい心血を注いだ大型新人。昨年YGによるサバイバルオーディション番組「WIN:Who Is Next」で優勝したあと、地道にデビュー準備を進めてきた。


会見でWINNERは、「本当のWINNERになるために成し遂げるべきことは何ですか?」という質問に「僕らの音楽を聴かれる方々がWINNERになってほしいです。僕らの音楽を聴きながら希望を叶えて、悲しみも共感し慰められるなら、僕らも本当のWINNERになっているのではないかと思います」と答えた。


このためにWINNERは、大衆とのコミュニケーションを強調し、その問題の解答として“真情性”を挙げた。リーダーのカン・スンユンは「歌で伝えたいメッセージを、どれほど真情性を込めて、メロディーに収めて歌詞で表現できるのかの問題」としながら「大衆とコミュニケーションをとりながら、チーム名に相応しいグループとして成長していきたい」と抱負を語った。

 

WINNERは来る12日に韓国デビューを果たしたあと、9月10日には日本でのアルバムデビューを決定した。|© YG Entertainment

 

WINNERの考えは所属事務所の代表者であるヤン・ヒョンソクと一脈相通ずるところがある。ヤン・ヒョンソクもWINNERの力で「WINNERだけの色と音楽」と強調し、「みなさんが音楽を聴かれて“これはWINNERの音楽だ”と気づかれたらWINNERは本当の“WINNER”になっているはず」と説明した。特に先輩グループBIGBANGとははっきりと一線を引いた。ヤン・ヒョンソクは「BIGBANGとWINNERが一緒に連想されないように、そういう音楽とステージを飾るためデビューが遅くなった」と付け加えた。


これにWINNERは「BIGBANG先輩を意識しないで“WINNER”という名に相応しい音楽を地道にして行ったら、自然と僕らだけの魅力を感じていただけると思っている」とし「長い時間デビューを遅らせた理由も曲作りに専念していたため」と述べた。
そうして準備したデビューアルバム「2014 S/S」は、韓国で8月12日に音源配信、14日はCDアルバムを発売する。


「2014 S/S」には、ダブルタイトル曲の『Empty』と『Color Ring』をはじめ、『Quit Playing』『あいつは強い』『フリ』『告白するのだ』『愛するな』『この夜』『Difference』『Smile Again』など全10曲が収録されている。アルバムはメンバーたちが全曲に作詞作曲に参加しており、それぞれの存在感をアピールしている。『Empty』は別れたあとの虚しい気持ちを表現するヒップホップ曲で、ソン・ミンホが作詞、Team BのB.I&BOBBYとPKが合作した。


『Color Ring』はカン・スンユンがプロデュースを務め、ソン・ミンホ、イ・スンホが作詞に参加した曲だ。離された恋人の声の代わりに鳴っているカラーリング(着信音)に、哀絶な恋しさを表現している。


昨年から今年初までおよそ77万人を動員した「BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014」のオープニングゲスト、昨年上半期に21万人を動員した「YG Family World Tour 2014 -POWER- in Japan」に出演して、日本のファンらに深い印象を与えたWINNERは、同時期に大阪の堂島リバーフォーラムとZEPP TOKYOで二日間に渡って一日3回全6回公演も盛況裏に終えた。


このようなキャリアは、これから見られるWINNERのステージに溶け込んでいるはず。自分たちはもちろん、スタッフ、代表者まで口を揃え「予想以上うまく出来上がった」と絶賛するWINNERのデビューステージに、多くの音楽ファンらの熱い関心が寄せられている。


THE FACT|オ・セフン記者
 

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