アップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアックが、サムスン電子のスマートウォッチ「ギャラクシーギア」について酷評した。｜提供 サムスン電子

アップルの共同創設者スティーブ・ウォズニアックが、サムスン電子のスマートウォッチ「ギャラクシーギア」について、「無駄なもの（worthless）だ」という悪評を吐き出した。

3日、外信によると、スティーブ・ウォズニアックは去る1日（現地時間）、米ミルウォーキーで開かれたカンファレンスに出席し、「ギャラクシーギアは、私が半日だけで売り飛ばした唯一の機器」とし「不便で、何よりも無駄なものだった」と語った。

ウォズニアックは、「スマートウォッチ市場が拡大されるためには、スマートフォンから独立する必要がある」とし、「Bluetoothを利用してポケットの中のスマートフォンと接続するギャラクシーギアの方式が、気に入らなかった。この場合、スマートウォッチは、単に中間的で付加的なものにとどめる」と強調した。

また、「別のスマートウォッチよりも自由に曲げることができるフレキシブルディスプレイを適用した機器を手首に装着するのが最も理想的な方法だ」と明らかにした。
ウォズニアックは自身が使ってみたスマートウォッチの中で最もお気に入りのモデルとして、時計専門ブランドであるマルティの製品を挙げた。

業界は、来る9月に公開が期待されているアップルのアイウォッチのため、ウォズニアックがサムスンのギャラクシーギアに悪評を吐き出したと分析している。ウォズニアックは昨年、メキシコで開かれたフォーラムで、「iPhoneが手首に付着されて、話もしたり音楽も聴いたりしたらいい」とし、アイウォッチに対する期待感を現わした。

ウォズニアックは、過去にもサムスン電子が発売したタブレット「ギャラクシーノート」について「画面サイズと使用環境が印象的ではない。サムスン電子は、創造性が不足している」と批判したことがある。

THE FACT｜ファン・ウォンヨン記者