グループEXOのクリスが所属事務所SMエンターテイメントを相手に提起した専属契約効力不存在確認訴訟に関する初の調停が行われたが、合意点を見出せずに終わった。|THE FACT DB

 

グループEXOのクリスが所属事務所SMエンターテイメントを相手に提起した専属契約効力不存在確認訴訟に関する初の調停が行われたが、合意点を見出せずに終わった。


8日午後、ソウル中央地方裁判所では、第35民事部の主催でSMエンターテイメントとクリスの初調停が行われた。非公開で行われた調停にクリスは参加せず、両側の法律代理人のみ出席した。


約25分間の初調停で双方は、各自の意見を掲げて真っ向から対立した。争点となったのは、クリスが所属事務所を相手取り訴訟を起こした背景。これに関してどんな意見が交わされたのか明らかになっていないが、調停が終わる頃には中から「決裂ではない」という調停長の言葉が聞こえた。しかし結局、双方は意見の違いを最後まで埋めず、最初の調停を終えた。

双方の弁護団は調停後、「裁判がまだ進んでいる段階なので、申し上げることはない」と述べた。交わされた意見と合意の方向についての質問には答えなかった。


クリスは、去る5月15日SMの不適切なアーティストの管理と不十分な金銭的補償、人権侵害などを問題として取り上げ、専属契約効力不存在確認訴訟を提起した。また、2000万ウォン(約200万円)の賠償も追加に請求した。


先月9日、裁判所は同訴訟に調停回付を命じた。調停回付は、事件の円満な解決のために裁判所が双方の妥協点を見つけてあげる手順。同日のように意見の違いを埋めず調停が成立しないことが続ける場合は、強制的な調停を行ったり、法廷争いをしなければならない。


一方、クリスは、中国映画にキャスティングされ、個人活動を準備している。最近は同映画の女監督との熱愛説が浮上した。


THE FACT|キム・ギョンミン記者

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