先月30日、あるユーザーのFacebookに「赤ん坊にビンタする親」というタイトルの動画が投稿され、物議を醸しだした。警察は該当動画をみたネットユーザーらから児童虐待容疑の通報を受け、動画の最初流布者と動画の中に映っている男の身元を確認。捜査に乗り出した。｜Facebook画面キャプチャー

赤ん坊にビンタする動画がSNS中に広まり物議を醸しているなか、警察が捜査に乗り出した。

警察は、先月30日にあるネットユーザーのFacebookに投稿された「赤ん坊にビンタする親」というタイトルの動画に対して、動画の中で赤ん坊を叩く男性の身元を確認。捜査に着手したと1日、明らかにした。

問題になっている動画は、赤ん坊のとなりにある男性が横になった状態で、赤ん坊のほほを数回に及んで叩く場面が映っている。男性は「もう一回」と何度も言いながら、叩く音が聞こえるくらいにビンタを反復。赤ん坊はとうとう泣きはじめる。またこの動画を撮った若い女性の笑い声も聞こえる。

警察は「通報を受けてすぐ、該当動画の最初流布者と動画に映っている男性の身元を確認して捜査中だ」とし「虐待可否を確認するために、児童保護専門機関と協調して現場捜査を行い、以後虐待した事実が明らかになった場合は、関連法律を適用する予定だ」と説明した。

一方、この動画を撮影したとみられる女性は、自身のFacebookに「私が（動画を）上げたのは悪いが、妹を虐待していない。すべては誇張された嘘である。当事者の話は何も聞かないで判断することはやめてほしい」と釈明文を掲載したが、今度はこの書き込みがさらに問題となり、多くのネットユーザーらが強い怒りを示している。

THE FACT｜キム・アルムインターン記者