映画「泣く男」の殺し屋ゴン役を務めた俳優チャン・ドンゴン(右)。|キム・スルギインターン記者


[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 映画「泣く男」を通じて初めて強烈なアクション演技をお見せするチャン・ドンゴンが、アクション練習した時の裏話を打ち明けた。


チャン・ドンゴンは30日、ソウルで開かれた映画「泣く男」(監督イ・ジョンボム)のマスコミ試写会で、「4ヶ月前からアクションの準備をしました。アクションスクールで武術監督とそれなりに頑張って訓練をしていた時に、監督が現場に来ました。監督は、これまで一生懸命練習したことを見ってから僕に“これではダメ”と言いまして…」と語った。


チャン・ドンゴンは同映画で残酷な殺し屋ゴンの役に取り組んだ。同映画でゴンは、組織の最後の命令でターゲットのモギョン(キム・ミニ)と出会い、任務と罪悪感の間で葛藤する人物。チャ・ドンゴンは派手なアクションとともに感情演技までしなけれなならない。それが監督のダメ出しの理由だったと彼は説明した。


チャン・ドンゴンは、「イ・ジョンボム監督から、この映画のアクションは通常のアクション映画とは違うと言われました」とし「通常のアクション映画では、明確な悪役があって、悪役を打ち破る痛快さがありますが、ゴンのキャラクターを考えると、通常のアクション映画と同様にしてはいけない。ゴンが自分の人生を反省して悔い改める、そういう感情をアクションに込めて欲しいというのが監督の要求でした」と打ち明けた。


続いて彼は、「そういうことで、最初の1〜2ヶ月はスタイリッシュなアクションを見せることに努力しましたが、これ以来からは、より洗練されて、感情がたくさん入ったアクションを表現することに集中しました」と付け加えた。


ウォンビン主演の映画「アジョシ」(2010年)を演出したイ・ジョンボム監督がメガホンを取った「泣く男」は、来月4日に全国公開する。


 

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