昨日午前、韓国・全羅南道(チョンラナム・ド)珍島郡(チンド・グン)海上で沈没した“セウォル号”から、生存者が送ったものと推定されるメッセージ。 |
[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] 韓国・珍島郡(チンド・グン)海上で沈没した旅客船“セウォル号”から、生存者が送ったものと推定されるスマートフォンメッセージが、公開された。
捜索作業を行っている韓国海洋警察は17日午前、「電話がつながらない」「今ここは船の中だ、人がいる」「何も見えない」「私はまだ死んでいないから、中に人がまだいると伝えて」という内容で、失踪されている高校生から送られたものと推定されるメッセージの発信地が、セウォル号の沈没事故の付近であると、発表した。
沈没された旅客船の中に、生存者たちがいるという希望的な状況に、捜索チームは同日午前から再び船体潜入を試みながら、捜索作業の拍車をかけている。
セウォル号は15日午後9時、仁川(インチョン)港から出発し、済州島(チェジュド)に向かっているところ、16日午前9時頃、珍島海上で原因が分からない事故で沈没され、修学旅行に行くために搭乗していた京畿道(キョンギ・ド)安山市(アンサン・シ)にある檀園(タンウォン)高校の生徒たちを含めた乗客と船員など、搭乗者475人のうち179人が救助され、現在8人が死亡、288人が失踪されている状況だ。