東京韓国学校の秋秉菊(チュ・ビョングク)校長



[スポーツソウルジャパン|安・ビョンチョル記者] 11日、東京韓国学校が開校60周年を迎えその記念式を都内のホテルで開いた。同学校の理事会やPTA、同窓会の共催で開かれた記念式には、秋秉菊(チュ・ビョングク)校長と呉公太(オ・ゴンテ)理事長をはじめとする東京韓国学校の関係者と、同学校を卒業して今は日本で活躍する同門ら約200人が出席し、開校60周年を祝った。


挨拶に立った秋 校長は、「開校60周年を迎えた東京韓国学校に校長を務め、大変光栄に存じます。1954年4月の開校当時は27人の超ミニ学校だった東京韓国学校が、60年が過ぎた今は1200人以上の学生に100人余りの教職員がいる大きな学校と発展しました。こういう発展の原動力は、良い学校を立てようという一念で支援してくださった在日韓国人の先輩たちの努力があったからこそ可能だったと思います。この席を借りて感謝の言葉を伝えます。現在、東京の学校は31個の世界韓国学校の中で最も優秀な学校に成長しました。今後も東京韓国学校がより競争力のある学校、優秀な学校になるように最善を尽くしていきたいと思います」とし、積極的な支援と協力を呼びかけた。

 

東京韓国学校の呉公太(オ・ゴンテ)理事長



呉 理事長(日本大韓民国民団団長)は、「本校は今年開校60周年を迎えました。開校当時の状況は混乱した世界環境と厳しい民族差別の中におかれ、私たちの生活は決して明るいものではありませんでした。しかし、祖国と民族の未来のため、同胞社会を背負っていく次世代の育成は私たちの重要な課題であり、さまざまな苦境を乗り越えながらも本校を守ってまいりました。この間、約9000人を超える卒業生を輩出し、本校を出た同門の皆さんは在日社会はもちろん、祖国や世界の各階各層で活躍を致しております。そして皆さんの成長とともに本校の大いなる発展を遂げてまいりました」と東京韓国学校の発展を強調した。

 

また、「2003年には文部科学省より学歴が認められ、大学入試センター試験も受ける資格を得られるようになりました。さらに民族教育の殿堂として名門校に評価されることに至りました。このような過程を経て、本校への入学希望者が増え続け、2010年には小等部の校舎を増築するなど、いまや生徒数が1200人の規模に達しました。しかし、それでも施設拡張にはまだ足りないものがあり、2014年メイン事業として推進しています。在日同胞や関係者の皆さんの関心と力添えをお願いします」と語った。

 

東京韓国学校が開校60周年を迎えその記念式を都内のホテルで11日、開いた。



同式には同校の卒業生だけでなく、東京韓国商工会議所の金光一(キム・グァンイル) 会長、在日本韓国人連合会の李玉順(イ・オクスン)会長と具哲(ク・チョル)理事長など在日韓国人社会の中心団体も多く出席し東京韓国学校の開校60周年をともに祝った。


26人の生徒と10人の教師で始めた東京韓国学校は、これまで約1万人の卒業生を輩出し、在日韓国人の求心点の役割を果たしている。また、最近は北朝鮮の核実験に対する日本国内の世論の反発と資金使途の不透明性などを理由に、東京都が都内の朝鮮学校に対する補助金を支給しない方針を正式に明らかにしたため、在外韓国学校の中で最も忠実に民族教育を実施している東京韓国学校に関心がさらに集まっている。

 

東京韓国商工会議所の金光一(キム・グァンイル) 会長、在日本韓国人連合会の李玉順(イ・オクスン)会長と具哲(ク・チョル)理事長など在日韓国人社会の中心団体も多く出席し東京韓国学校の開校60周年をともに祝った。



東京韓国学校の黄柄昱(ファンビョンウク)PTA会長

 

 駐日韓国大使館のチェ・ソンユ首席教育館

 

 民団東京地方本部の金秀吉(キムスギル)団長 

 



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