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[スポーツソウルジャパン|編集局] 韓国のみならず、アジア圏で絶大な人気を誇るイ・ミンホが、3月28、29日に横浜でファンミーティングを開催。それに合わせて、最新主演ドラマ『相続者たち』のKNTVでの放送を記念した記者会見が行われた。


多くの報道陣が待ち受ける中、足取りも軽く会場に現れたイ・ミンホは、「こんにちは、イ・ミンホです。お久しぶりです!」と、さわやかな笑顔で挨拶した。
『相続者たち』は、高校生のキム・タンと貧乏だが前向きな女の子チャ・ウンサンの、障害の多い愛を描いた作品で、イ・ミンホは財閥御曹司ながらも庶子という苦しみを背負ったタンを演じ、多くの女性の心を虜にした。


「正式に日本で放映されることが決まって、とても嬉しいです。このドラマは愛を描いたドラマです。僕自身もこのドラマを通して、愛についてもう一度考えるようになりました。そうしたメッセージが日本のみなさんにも伝わって、楽しんでいただければと思います」と、日本での放送が決まったことへの感想を語ったイ・ミンホ。

 

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印象的なセリフも多く、韓国でも多くのセリフが話題になったが、彼自身は「それにもかかわらず、直進(前に進もう)」と、「俺、君が好きなの?」というセリフが印象に残ったと語った。また記憶に残るシーンについては、「庶子であることを隠して来たタンが、意を決して自ら告白するシーン」を挙げ、「そのシーンを撮ったときは、一日中手に汗をかくほど緊張していました。でも気持ちを集中させて撮ったシーンなので、記憶に残っています」と、明かしてくれた。


また、高校を舞台にした物語だけに、同世代の俳優達との現場が楽しかったそうで…。「今回は同世代の同僚がたくさんいる現場でした。楽しい気持ちと同時に、これほど多くの同世代の俳優達と一緒に作品を撮るのは最後かもしれないという、ちょっと切ない気持ちもありました。でも本当に楽しく、活気にあふれる現場でした。数人集まっただけでもパッと賑やかになって、おかげでいい思い出がたくさんできました」


すでに何度も来日を重ねているだけに、会見ではリラックスした様子のイ・ミンホ。このあたりからトークもなめらかになり、「なぜ、これが最後かもしれないと思ったのですか?」という司会者の問いに、「僕もすでに20代後半にさしかかっています。なので、“制服を、いつまた着られるかな?”と考えたんです。このドラマが最後の高校生役になるかもと思って(笑)。ドラマでは19歳(数え年)という設定でしたが、そのせいかドラマが終わってから“若くなった”と、よく言われたんですよ。なので、記者のみなさんも家に制服を一着置いておいて、若くなりたいときにそれを着てみてください(笑)」と、受け答えもユーモアたっぷりで、記者を笑わせた。

 

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ドラマの見どころについては、「人は歳を重ねるほどに、いろんなことを考えてしまいますよね。その分、本来持っているはずの純粋な感情を忘れがちになってしまう。でもこのドラマを見れば、若いときの感情というものをたくさん感じることができます。そのような若者たちの心の触れあいをポイントにして見ていただければ、より楽しめると思います」と、語った。


ここからは記者との質疑応答に入り、撮影現場でのエピソードを聞かれたイ・ミンホは、いたずらっ子のような笑顔を見せた。「とにかく個性的なセリフが多くて、それがとても面白かったので、セリフを使ってふざけたりしていましたね。例えば女性の出演者に、“俺、君を好きなの?”というセリフを言ったりして。特に男子がそんな風にからかうようなことをしていたので、(ウンサン役の)パク・シネさんが拗ねてしまったこともありました。女子をからかうことが好きな、20代男子の集まりみたいな雰囲気でした(笑)」


また、以前高校生を演じた『花より男子~Boys Over Flowers』との違いについて聞かれ、「『花より男子』の時のほうが老けて見えた」と、ユーモラスに返答。そして、演じながらキム・タンという役柄にどんどんハマっていったことを、熱を込めて語った。


「キム・タンというキャラクターは、今まで僕が演じてきた役柄に比べ、より深みがありました。とても深い感情を持った人物で、それを表現しなければいけなかったんです。タンの感情が深まっていくにつれ、演じながら“この男は真の男だ。男の中の男だな”と思うようになりました。あまり10代という年齢にとらわれずに演じていましたね」

 

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続けて、その“男の中の男”の部分について、具体的に説明してくれた。「キム・タンは、自分の気持ちや感情に忠実なキャラクター。そして、自分が何をしたいのかがよくわかっている人物です。兄のウォンに対しても、兄の人への愛し方も理解できるし、キム・タンの愛し方も理解できる。俳優イ・ミンホとしては、今、その両方がわかる時期に来ていると感じました。例えばウォンは、人の愛し方も含めて、とても現実的な生き方をしていますが、そういう部分にも共感できました。また、現実を考える時期にある僕自身が、タンという人間の、人の愛し方を、すごく良く理解することが出来ました。彼の愛し方というのは、まさに心から人を愛する愛し方、愛する女性を守ることができる男なんです。彼は、今の自分には無い面を持っている。そんなところから、男の中の男だな、と感じました」

 
そう熱心に語る姿は、まさに“俳優イ・ミンホ”!一方、兄ウォンを演じたチェ・ジニョクとの、こんなエピソードも明かしてくれた。
「ジニョクさんに“兄さん”と呼びかけながら、こちらから寄っていって抱きつくというシーンがあったのですが、まるで相手が女優さんであるかのように、ジニョクさんの腕を引いて抱き寄せてしまったんです(笑)」

 
すかさず司会者から、「どうして女優さんのように接してしまったの?」と、突っ込みが入ると、「おそらく習慣的にやってしまったのでしょう。今まで自分から抱きつくということがなかったので。あ、もちろん私生活での習慣という意味じゃないですよ。毎回、作品でそうだったから…。あー、顔が熱くなってきちゃいました」と、あわてる姿がなんともお茶目。

 
続く、「アジアで大人気だが、自分が考える自身の魅力とは?」という質問にも、照れながらこう答えてくれた。
「あはは…(照れ笑い)。この質問、よくされるんですが、答えにくいですよね(笑)。いずれにしても僕は、どの国のファンの方と会っても、とにかく目を見て、できるだけ触れあうようにしています。ファンのみなさんと一緒にいるだけで幸せなので、その気持ちを素直に表現するようにしているんです。その点が、気に入っていただけているのではないでしょうか。こういったファンミーティングや公演の場で、互いに真心を見せあうことで、みなさんに愛していただけているのかな、と思います」

 

ここで質疑応答は終了となり、フォトセッションが始まった。イ・ミンホは、にこやかな笑顔で、あちらこちらのカメラに手を振り、本当に楽しそうな笑顔を見せた。そして最後は、日本のファンへの挨拶でこう締めくくった。


「今回は約8~9か月ぶりの来日になりました。頻繁に日本のみなさんにお会いできなくて申し訳なく思っていますが、そのぶん今日と明日、みなさんといい思い出を作りたい。日本でのファンミーティングが終わったら、韓国で映画(『江南ブルース』)の撮影をスタートさせます。また、良い作品でみなさんにご挨拶したいと思います!」


ドラマ『相続者たち』は、KNTVにて4月27日(日)より放送がスタート。
また、ファンミーティング『LEE MIN HO ENCORE CONCERT 2014 My Everything IN JAPAN』の模様は、KNTVにて5月15日(木)午後11:15~深夜0:55 に放送される。


イ・ミンホ日本公式ファンクラブhttp://www.minho.jp/

 

『LEE MIN HO ENCORE CONCERT 2014 My Everything IN JAPAN』
スカパー!スカチャン0にて4月26日(土)午後10:00~11:00 先行独占放送
KNTVにて5月15日(木)午後11:15~深夜0:55 80分拡大版放送


『相続者たち』
KNTVにて4月27日(日)スタート
毎週(土・日)午後8:45 ~10:00ほか

『相続者たち』KNTVオリジナルグッズが当たる「イケパラ♪大企画」実施中!
詳しくはキャンペーンサイトへ
http://www.kntv.co.jp/2014drama-ikemen/

 

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