俳優のパク・シフがミュージックドラマ制作と関連して、3億ウォン台の損害賠償訴訟に巻き込まれた。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン記者] 俳優パク・シフ(36)が、ミュージックドラマの制作プロジェクトに被害を及ぼしたと、株式会社A社から提訴された事実が分かった。


A社がパク・シフと彼の元所属事務所であるディディム531(旧 イヤギエンターテイメント)を相手にした損害賠償訴訟の弁論期日が7日午後、ソウル・南部地方裁判所で開かれた。同日法廷では、パク・シフ側の法定代理人だけが出席。パク・シフは参加しなかった。


パク・シフの代理人側は、「A社は2012年、パク・シフと一緒に行ったタイでのオールロケのミュージックドラマの制作プロジェクトに対する損害賠償を要求するが、それは当初、契約書も作成しておらず、撮影開始前に支給してくれることにしたギャラ1億5000万ウォンも支払わなかった」と損害賠償の義務がないと主張した。
パク・シフ側は「タイで撮影が中断されたのは、現地の映像制作会社の事情からであって、パク・シフは帰責事由がない」と原告側の主張が不当であると強調した。


これに原告側の弁護人は「契約書は存在しないが、双方が口頭で合意している」とし「原告は2億70万ウォンを投資しており、パク・シフもタイロケを自主的にした」と口頭で契約が成立されたことを示唆した。続いて「韓国で補充撮影があったが、パク・シフ側から一方的に協力を拒否したのは契約違反だ」と述べつつ、「ギャランティーも先に撮影を終えて、後で支払うことに双方の見解が交わされた」と反論した。


原告側の弁護人は、当時の撮影監督であるユン氏とディディム531の元社長であるファン氏を次の期日の証人として申請し、裁判所はこれを受け入れた。続いて、もう一人の被告人であるディディム531の法定代理人は、この事件の過程をすべて見ていると主張する所属関係者を証人として申請し、採用された。


パク・シフは去る2012年9月、タイで20億ウォン台のミュージックドラマの撮影を始めたが、途中で打ち切りとなった。これにA社は昨年8月、パク・シフとディディム531に3億ウォンを賠償するよう訴訟を提起した。


次の弁論期日は、来月11日に行われる。
 

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