26日、ウリィ銀行と企業銀行の東京支店で不正融資があったとして、韓国金融監督院が検査に着手した。|スポーツソウルドットコムDB |
[スポーツソウルドットコム|オ・セヒ記者] 韓国金融監督院は、ウリィ銀行と企業銀行の東京支店で不正融資があったとして、両銀行に対する検査を着手した。
26日、韓国金融界によると、国民銀行・東京支店で不正融資事件が起きた後、各銀行が実施した独自の点検の結果、ウリィ銀行と企業銀行の東京支店でも不正融資を行った状況が発覚した。業界によると、ウリィ銀行は600億ウォン台(約57億円)、企業銀行は100億ウォン台(約9.5億円)の不良債権があると推定される。
金融監督院は、国民銀行・東京支店のようにこれらの銀行の不良債権が不正融資を行った企業のリベートと関係があるとみて、先週から検査を開始した。
これに対し、企業銀行の関係者は「1月中旬から実施した独自の内部調査の結果を金融監督院に報告した。その報告をもとに金融監督院が調査を着手したと知っているが、まだ正確な証拠は見つかっていない。現時点では、独自の調査結果、融資額が規定に違反していることだけを把握している」と説明した。
ウリィ銀行の関係者は、「まだ調査が進行中だ。これに関連して言及することはない」と答えた。