俳優キム・シフが「新大久保ドラマ&映画祭 2014」の広報大使に任命された。

 

[スポーツソウルジャパン|安・ビョンチョル] 新大久保の新しいコンテンツとして注目を集めている「新大久保ドラマ&映画祭 2014」が俳優キム・シフ(25)を同映画祭の広報大使に任命し、来年3月の開催に向けての本格的な活動に本腰を入れ始めた。


「新大久保ドラマ&映画祭」の実行委員会は27日、東京・新大久保にある“K-Stage O!”で同映画祭の広報大使、キム・シフの就任発表会を開いた。同日のイベントには約30~40人の取材陣を含めて約150人のファンや関係者などが出席しており、「新大久保ドラマ&映画祭」に対する高い関心を改めて確認させた。

 

同映画祭実行委員会の李承珉(イ・スンミン)委員長は冒頭の挨拶で、「韓国人は悪人、悪い人には死んでも許さない気質がある。しかし、日本人の場合は悪い人でも良い人でも死んだら許せるという考えがある。悪い人は死んでも絶対許せない韓国人と、死んだらみんな同じように扱う日本人のそのギャップが、文化に対する両国の温度差をはっきり見せるものだと思う」と昨日安部総理が靖国神社に参拝したことについての日韓の食い違いを慎重に文化の面で説明した。

 

「新大久保ドラマ&映画祭 2014」の広報大使に任命されたキム・シフ。

 

続いて李・委員長は「映画『観相』には韓国人のこのような考え方が良く描かれている。映画というものには、その国の伝統や文化、生活習慣などが詳細に描かれる。日本人の方も韓国の映画を見ることで韓国のことを少しでも理解することができるし、そのように韓国人を分かるようになってから、お互いに真の交流が始まると思う。来年3月に韓国映画とドラマをこの新大久保で映画祭の形を取って、たくさんお見せしようと準備している。是非来てくださって日本と韓国の真の交流をみんなで実現してほしい」と同映画祭の意味を明らかにした。

 

同日、広告大使に任命された俳優キム・シフは、「韓国で新大久保は、日韓の文化交流が盛んなところとして多くの人が知っている。このような意味深い場所で開催される映画祭に参加して、広報大使として活動することを大変光栄に思う。多くの方々に伝えることができるよう、最善を尽くしていきたい」と感想を語った。

 

「新大久保ドラマ&映画祭 2014」の広報大使に任命されたキム・シフ。

 

また、同イベントでは「新大久保ドラマ&映画祭」で上映される作品が発表された。世界的なヴィオリストのリチャード・ヨンジェ・オニルと多文化家庭の24人の子供たちがコンサートを開くまでのストーリーを描いたドキュメンタリ映画「アンニョン?!オーケストラ」、ヒョンビン主演の「私は幸せです」の上映が決定したと実行委員会側が伝えた。


一方、来年3月21日~30日に開かれる同映画祭では10作品程度を上映する予定で、来年1月下旬まですべてのラインナップを発表する計画だ。

 

俳優キム・シフが「新大久保ドラマ&映画祭 2014」の広報大使に任命された。

 

俳優キム・シフ(左)と実行委員会の李承珉 委員長。

 

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