工事中でコンクリート型枠が崩れ6人の死傷者を出したソウル・蚕室(チャンシル)第2ロッテワールドタワー新築工事現場。|ノ・シフン記者

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ジヘインターン記者] 世界最大級の室内娯楽施設として有名な韓国の第2ロッテワールド工事現場で、建設用器機が崩れ作業員が死亡した。前もコンクリートの亀裂で一度問題が提起された第2ロッテワールド工事現場に市民の不安な視線が集中されている。


6月25日午後3時頃、ソウル・松坡区(ソンパ・グ)にある第2ロッテワールド工事現場で40階の外壁に設置されたコンクリート型枠が原因不明の理由で21階の工事現場に落ちた。この事故で、作業員のキム某(47)氏が1階に墜落し死亡した。

また、21階で働いていた作業員ナ某(47)氏、キム某(34)氏など5人が落ちてきた機器に撃たれて怪我をし、近くの病院に運ばれた。警察は、工事現場のアクセスを禁止し、周辺の安全措置に乗り出した。


事故後、ロッテ建設側は工事を中止したが、今回の事件を受け、市民からは‘不安’を訴える声が高まっている。事故現場近くに職場があるパク某(31)氏は、「第2ロッテワールドタワーが前にもコンクリートの亀裂で騒ぎになったことがある」とし、「123階建ての建物が何度もこのような事故を起こしたのは、本当に信じられない」と述べた。
仕事帰りでバスを待っていたユン某氏(26)も、「毎日目の前で見る建物だが、このような事故が発生して不安だ」と語った。実際、第2ロッテワールド、ロッテワールドタワーは、市民が良く利用するバス停のすぐ隣で工事を進めており、最寄駅までは5分の距離に過ぎない。

 

2月には第2ロッテワールドタワーの柱11ヶ所でコンクリートの亀裂が発見された。これを受けたソウル市は、建築学会や韓国施設安全公団などと精密安全診断を実施し、安全性に問題がないという結論を出したことがある。

特に今回墜落したコンクリート型枠は‘交換の必要がない、自動上昇する世界初のコンクリート型枠’として施工会社のロッテ物産が宣伝したもの。ロッテ物産はこの設備で工事期間を1ヶ月程度短縮できると大口を叩いた。

 

しかし、ロッテ物産の安全対策不備について、批判が殺到している状況だ。 

 

 

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